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やればやるほど、自分の技術を磨いていける仕事。
達成感があるから、働く喜びも大きい。

清原硝子店の次男として、学生時代からガラスの仕事を行う。大学卒業後は、物流の大手企業である山九株式会社に入社。営業や企画などの仕事を6年間経験した後、1996年に清原硝子店に入社。現在は小倉南営業所の所長を務める。

私は清原硝子店の次男として生まれたため、ガラスのことはいつも生活に身近にありました。会社は兄が継ぐことになっていたので、私は自由な身でもあり、「一度外の世界を経験してみたい」という気持ちで、山九株式会社という物流会社に就職しました。
そこでは営業や企画の仕事をしていたのですが、そのときの経験は、今の小倉南営業所での仕事にも活きています。
清原硝子店の本社は大規模工事がメインですが、小倉南営業所はエンドユーザー向けの仕事が中心です。「家のガラスが割れて困った」というようなガラス1枚の交換工事から、大きなマンションの改修工事まで、仕事の規模も内容もさまざまです。

小倉南営業所の仕事は1日で終わる案件も多く、日々いろいろなお客様と接しています。「北九州でガラスのことに困るお客様がいたら、すぐに対応する」というのがポリシーなので、新しいお客様との出会いもあり、いつも新鮮な気持ちで仕事に臨めます。
ガラスが壊れてしまうと、店舗でも住宅でも、すぐに修復しないと困りますよね。だから当社は「いつ行けるかわかりません」というようなことは、絶対に言いません。たとえその日に行けなくても、できるだけ真摯に対応するようにしています。なぜなら、会社にとって一番大切なのは、“人とのご縁”だからです。
そうやってご縁を大事にして仕事をしていると、ガラスの取り付けが終わったときに、お客様は笑顔で感謝の気持ちを伝えてくださいます。それがこの仕事をしていく上で、大きなやりがいにつながっています。

お客様からお問い合わせがあったときは、まずはお話をじっくりとお聞きし、その上でどのようにしたら一番良いのかをご提案します。そしてお見積書を出し、施工計画を立て、施工を行って業務完了という流れになります。
新たな施工方法を考えたり、どんなガラス材料がいいかを選んだりするのは、とても楽しい作業です。あれこれ工夫して業務の効率化を図り、それが予定通りに進んだときは、本当に嬉しいですね。
社員から「今日の仕事はスムーズにできた」と言われた日に、家に帰って飲むビールは、最高に美味しいです（笑）。

これから就職を考えている若い方には、ぜひそんなガラス会社で働く喜びを、知ってほしいと思います。「どんな会社に入ろうか？」と悩んでいる人もいるかもしれませんが、自分の職業を決める上で最も大きなポイントは、「自分の腕を磨ける仕事」を選ぶことです。
誰にでもできる仕事は、結局誰がやっても変わらないんですよね。でもこの仕事は違います。やればやるほど自分の技術を磨いていける仕事ですから、仕事をやり遂げたときの達成感も大きいし、経験を重ねるほど業界の中で希少な存在になることもできます。
当社に勤める社員の中には、「自分で会社を起こしたい」と言って、独立していく社員もいます。そんなやる気のある社員は、しっかりと応援しますよ。現在独立している社員とも、縁は続いていますし、お互いに困ったときは助け合っています。この仲間意識こそが、仕事をしていく上で最も大切だと思うのです。仲間意識がないと一日が辛いですし、大変な仕事でも、仲間の笑顔があれば乗り越えられますからね。